かろうてごめんについて

地域に昔からあるもので
地域を持続可能なものにするために

2010年。
広島県の中東部に位置する神石高原町。
その中にある”しんさか”という地域で発せられた一言。
「地域の高齢化が止まらん。なんとかせんといけん」
そう。
しんさかは限界集落なのだ。
人口僅か154名61世帯(2014年時点)
このままではいずれ消滅集落になってしまう。

何か策はないものかと住民で話し合うことに。
「田舎の味を商品化したらどうだろうか」
早速商品開発が始まった。
何を加工しようか。
昔から地域で作っている唐辛子はどうか。
そうして試行錯誤するうちに出来たのがかろうてごめんである。
もしこの加工品が売れるようになれば雇用が生める。
そうすれば移住者を迎い入れ、地域を継続することが出来る。
今では年間約2500個売れるまでになる。

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